◉UK blog◉ #5 ロンドンでの家探しの話② 〜我々の辿った軌跡の全容〜
みなさん、こんにちは!
『シュシュっとチャンネル』のシュッシュの相方の、はるちゃんです。
みなさん、素敵なクリスマスは過ごせましたでしょうか?^^
さて、前回のブログで、「家(部屋)探し&最初の滞在先」について、途中まで綴りました。
◉UK blog◉ #4 ロンドンでの家探し&最初の滞在先の話① - 『シュシュっとチャンネル』's blog
まだご覧になられていない方は是非ご覧下さいね^^
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さて、今回は遂に本題の「家(部屋)探し」です!
結論から言いますと、我々は「イギリス到着後、Spare Roomで部屋を見つけ、内覧をし、決めた。」…です!
我々は12月1日に渡英したのですが、
実は11月頭くらいから部屋を探しを始めていました。(今思えば、早すぎたと思う。笑)
っていうのも、10日間の自主隔離があるので、とりあえずアパートの一室をBooking.comで予約していたのですが、
その自主隔離が11月には「ワクチン2回摂取していれば不要」になったんです。
ワクチン2回摂取済みの我々としては、「どうせ自主隔離が不要ならば、もう初めから家住めたほうが良くね?」という(よく分からん)考えにシフトしていったんです。
なので、11月頭からMixBを中心に毎日のように物件のリストを読み漁ってました。笑
因みに、お部屋探しで多くの方が利用するのが、
★MixB...日本人向けの掲示板。日本語で家探しができるのが魅力。家探しだけでなく、仕事探しや、コミュニティなど、色んな用途がある。
★SpareRoom...現地の人が主に使っている家探しサイト。自分の希望で色々フィルターをかけて検索ができる。
上記の2つなのではないかと。
この2つは取り扱いがフラットシェアが基本なので、もしStudio(ワンルーム)等でお探しなら、日系の不動産の方が取り扱いが豊富かも。ただ、高い…!
はじめはMixB中心に見ていましたが、
MixBって、めちゃくちゃ見づらくないですか…?←
写真拡大できないし、お気に入り登録とかできないし…。投稿によっては、情報少なすぎて全然どんな部屋か分からなかったり。(不満爆発w)
日本語でやり取りできるのは安心かもしれませんが、そのやり取りをしている人は大抵エージェント(仲介人)で、基本的に内覧には同行しません。内覧のときにやり取りをする大家さんは大抵、非日本人。なので結局、一番大事な内覧で、色々情報を大家さんから自分の英語力で聞かなくてはいけないんですよね。
(もちろん、多くの日本人がMixB利用してきているので、安心感はあると思いますが!)
しかも、私たちの場合、カップルの2名だったので、MixBではとにかく「カップル可」のお部屋の取り扱いが少なかった…。😭これが何だかんだ一番デカかったかも。
「MixBだと私たち2人にとって良い部屋を見つけるのは限界があるなw」と感じ、
徐々にSpareRoomをメインに見るようになりました。
SpareRoomの良いところは、とにかく様々な項目でフィルターをかけて検索できるところだと思います!予算、家賃にビル込み、ローケーション、カップル可、En-suiteルーム(自分の部屋に専用のバスルームがついてる部屋)かどうか…などなど。
あと、MixBと違って写真がちゃんと拡大できる←
私たちが検索したときにフィルターかけた条件は、
・Zone1~2 (地域名で絞ることもできますが、ゾーンで絞った方が広く探せるかと。)
・家賃1100ポンド/月まで(※2人なので)
・Bills included 光熱費全部込み
・Rooms for Couple カップル可
・En-suite 自分たちの部屋に専用のバスルーム
・Furnished 家具がもう揃ってる状態
上記の点でした。
やはりEn-suite入れるとね…結構厳しいんですよね。😭
En-suite入れないと、ガッと100件くらい出てくるんですけど、En-suite入れた途端に10件くらいになりますw
でも長い時間を過ごすことになるお家なので、妥協したくない欲が働いてしまいました…。
さて、我々がまだMixBばかり見ていた11月中旬ごろ。渡英まであと半月くらい。
カップル可の部屋が少ないので、とにかく気になるお部屋にメッセージを送っていたのですが、「もう賃貸されました」という返事が殆ど。
この頃MixBしかみてなかった我々は、
「こんなに部屋が少ないなんて…。私たち本当に家が見つかるの!?」と焦ります。
で、一件だけ、カップル向けでまだ賃貸されてない物件があったので、
「もうここに契約してしまおうか!?」とさえ検討するようになります。(焦り過ぎ)
(…今考えれば、そうしなくって本当に良かったです。)
やはり一度内覧はしておこうということになり、その部屋は内覧だけ予約。
冷静になって思ったのが、どんなに良い部屋を渡英半月前に見つけても、本当に良い魅力的なお部屋なら2〜3日ですぐ埋まっちゃうんですよね。なので、イギリスに着いてすらいない私たちが、「イギリス着いたら内覧したい!」と言っても、渡英前に契約されてしまうケースが殆ど。
なので、
「イギリス出発前に部屋見つけて、決めちゃおう!」というマインドは捨てました。笑
部屋も、渡英1週間前を切ってから改めて探すようになり、MixBだけではなく、SpareRoomをメインで見るように。
そして、予約していた10泊のBooking.comはキープし、そこに滞在している間に内覧をして、部屋を見つけよう!と決意したのでした。
…ここまでの過程よ。笑(まだ渡英すらしてない)
さて。遂に渡英し、PCR検査も陰性だったので、渡英前に内覧の予約をしていたMixBのお部屋を見に行きます。
実はこの時点で、他に内覧の予定なし。追い込まれています。笑
イギリス到着後、SpareRoomで良さげな部屋があったので、追加料金かけてまでメッセージを送ったのですが、返事が来ていない状態でした。(SpareRoomは、部屋によっては追加料金払わないとやり取りできないケースがあるんです)
追い込まれていた我々は、結構この内覧にかけていて、
「もうさ、よっぽど嫌じゃなければこの物件にしようね!」と話していたんです。
高揚感とともに、たどり着いたお家。
さあ、結果はいかに…!?
・・・。
…めっちゃ微妙な物件だった〜〜〜〜〜wwww
残念!
あまりにもボロクソ言うのは本当に宜しくないのですが、
・部屋が狭い(カップル可とあったけど、1人が限界な広さ)
・シャワールームが汚い
この2点でちょっとアウトでして…。
この内覧にかけていた我々。帰り道での落ち込み具合はご想像の通りです。笑
「でもさ、なんか内覧の経験ができて良かったねw」と励ましあったり。笑
そこでその夜、我々がうった手が、
“自分たちの広告をSpareRoom"に載せること。
SpareRoomでは、大家さんやエージェントがテナント(借り手)を募集するときに広告をうつのは勿論なのですが、
私たちみたいに、『部屋を探している人間』が『カップルがこういう物件を探してます』と自分たちの広告を載せることもできるんです!
で、広告を載せてみたところ、早速「内覧にきませんか?」と1件メッセージが!
しかも、自分の希望を全部満たしてる!
「是非、内覧したいです。」とメッセージを送ったところ、「明日はどう?」と。
こういう風に、特にSpareRoomだと直近ですぐ決まってくるんですね。
写真を見ると本当にいい感じのお部屋で、期待が高まります。
(因みに、自分たちの広告を載せたところ、結果的に10件くらいメッセージがきました!びっくり。グレードアップしてまでメッセージを送ったお部屋からは結局何も返事が来なかった…。笑)
そして、翌日。今度こそ、決戦の日。
お部屋は広くていい感じ。自分たちの部屋に専用のバスルームもある!
「Could I turn on the shower? (シャワー流してみてもいいですか?)」と水圧チェックも抜かりなく。(水圧チェックいる?と思うかもですが、そこで大家さんがハンドシャワーのサビに気づいて、「これは直さないとな」と言ってくれました。)
あとは、共用部分のリビング&キッチンもチェック。綺麗!よしよし。
大事な質問、「デポジットは返ってくるか?」も確認。
一応、「Are there any special rules in this house? (何か特別なルールはありますか?)」と聞いてみます。
大抵「ないよ!」と答える大家さんが殆どみたいですが、こちらでは、「食事をしたらすぐ皿洗いをして、綺麗にすること。」
もう、そんなのお安い御用すぎる!!笑
即決せず、一度持ち帰って反芻するケースも多い様ですが、
私たちの場合、内覧しながら、「もうここにしようか!」と話していました。(追い込まれてるので…w)
大家さんに、「So...do we have any competitors...? (ライバル=他の内覧者はいますか?)」と恐る恐る聞くと、
「Yes. Many, actually.(うん、実はたくさんいてね。)」と。
どうやら、その日も我々が3組目で、翌日も内覧の予約があると。
戦闘モードに入っている私は、ズカズカと聞いていきます。
「Well, this might be a bit rude question...but how can we win over other competitors?(ちょっと失礼な質問かもですが…、どうやったら他のやつらを押しのけて契約できますか?w)」必死。笑
大家さんとしては、一番早く、必要書類の提出とデポジットの支払いをしてくれた人に決めたいとのこと。
大家さんに言われた必要書類が、何と、
“Reference"!
まじかーい(白目
Reference(リファレンス)というのが、所謂“紹介状”ですかね。
第三者(職場の上司、学校の先生など)から、「この人は怪しいやつじゃない。信頼できる人間だ。」と保証してもらう書類ですね。
Referenceが必要とは予想してなかった…。
だって、YMSに関するブログを読み漁ってきましたが、Referenceなんて1回も登場してこなかったもの。
でも、逆に言えば、それだけしっかりした大家さんなんだな。変なヤツ・怪しいヤツ(犯罪者とか)は入れたくないでしょうしね。
追い込まれた私たちが利用したのは、そう、恥ずかしながら、親です。。。
身内だけど、すぐ連絡が取れるのは親しかない!と思い、
私は父親にReferenceを書いてほしいと連絡。(その頃、日本は夜24時。。)
幸い、父親は英語でReferenceを書いた経験があるので、サクっと書いてくれました。神…。
父よ…日本に帰国する際は良いお土産をたくさん買って帰るよ…。
そして大家さんにReferenceを送信!あと、意味ないかもだけど、念のため仕事探し用に作っていたCV(英語の履歴書)も送りました。笑 ちゃんとしてそうな大家さんだったので、「私真面目に日本で仕事してたんだよ〜♩」と伝えたくてw
すると、「おっけー!じゃあ口座情報を送るからデポジット送ってね!」と連絡が!
やっっったぁぁぁぁぁ😭
こうやって我々の部屋探しは幕を閉じたのでした…。
そして最初の滞在先のチェックアウトの日、無事に引っ越しが完了!
(タクシー代をケチった我々は、スーツケース4個持って電車で移動しましたw)
ハンドシャワーも大家さんが直していてくれました〜!感激
このお部屋探しの軌跡から学んだことは、
・MixBでいい物件なければ、SpareRoomも積極的に使う
・お部屋はちゃんと内覧してから決める
・お部屋を探し始めるのは渡英1週間前からでいい
・自分の希望はなるべく妥協しない。それで全く物件が見つからないようなら、優先順位をハッキリさせる
…てとこでしょうか…。あくまで我々の経験上ですよ!
Referenceに関しては、今回のケースがレアだと思うので、“絶対に事前に用意しなくてはならないもの”ではないと思います。ただ、英系企業への就職等、仕事探しで必要になるケースもあるみたいなので、「万が一必要になったら、誰に頼めるか?」とぼんやり考えておいてもいいのかなと。
実は私、フラットシェアにすごく不安があったのですが、
暮らし始めて約数週間、なにもストレスなく過ごせてます。
やはり、自分専用のバスルームがあるのが大きいかな…。
譲りたくない点を妥協しなくて本当に良かったなと思っています。
あと他のフラットメイトも皆綺麗好きですし。
これからイギリスでお部屋を探す皆さんが、自分に合ったお部屋を見つけられますように!
相変わらず私がブログ書くと長いですね。←
ポイントだけ押さえて書くのが苦手なので、どうしても軌跡をそのまま書いてしまうので長くなってしまいます…。
それでも、少しでもどなたかの参考になれば幸いです。
ここまで読んで下さって、有り難うございました。